ブラジル音楽の楽器【サンバパーカッション】の種類と演奏方法!

サンバパーカッションの特徴と起源

サンバと呼ばれているジャンルは20世紀初頭にリオデジャネイロで生まれました。

大きく分けてサンバにはカーニバルで演奏されるスタイルのものと、街角などで演奏されるパゴージ、これら2つが有名です。

今回は、カーニバルで使われるパーカッションとパゴージのみで使われるパーカッションをご紹介したいと思います。

【スルド】

この楽器はスルドと言ってサンバの基本となるリズムを構成していて、他のパーカッションはこのスルドのリズムに乗っかり演奏されています。

元々スルドは、アフリカのセネガルで作られブラジルに連れて来られた奴隷によって持ち込まれました。

そういった意味でスルドはまさしくブラジル文化とアフリカ文化との交流の証ですね!

【スルドの基本】

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【タンタン】

この楽器はアフリカ系ではなくてブラジルで作られました。

タンタンは名前の通りタンタンという感じの音に聞こえます。

タンタンはアタバキのような薄く長い別のタイプの楽器で叩く時は方からベルトで支えて、手のひらで叩きます。

よくパゴージで使われていますが、サンバスクールでも使われることがあります。

【タンタンの基本】

【タンボリン】

このタンボリンはアフリカ系ではなく、ブラジルが起源。

タンボリンはサンバの楽器の中でも音色が非常に目立つ楽器です。

タンボリンはサンバの楽器の中では最も小さく最も高音の出る楽器で、スルドと違ってリズムをキープするのではなく、どちらかと言うと見せるための楽器といえるでしょう。

そしてこの楽器の特徴は演奏者の独創性を発揮できるところにもあるんです。

しばしばクラッシックのオーケストラでも演奏されます。

【タンボリンの基本】

【タンボリンのカーニバルスタイル奏法】

【パンデェイロ】

ある程度サンバを知っている人がサンバのパーカッションを考えた時にパッと思いつくのがパンデェイロじゃないですか?

手のひらで叩く以外にも本体についている小さなシンバルが心地よく響いて来ます。

そしてパンデェイロはサンバを代表する楽器とともにブラジルを代表する楽器でもあるんです。

パンデェイロの起源はアラブでイタリアやスペインを経由して熱帯地域にも広がりました。

【さまざまなバゴージ用のパルチードアウトの叩き方】

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【マルコス・スザーノ】ショーロ風奏法

マルコススザーノさんは左の手首の回転を利用することで効率よく演奏しています。

【ヘコヘコ】

このヘコヘコはアンゴラが起源でブラジルではカポエイラの伴奏でも使用しています。

ヘコヘコの作りは非常に簡単。

竹の筒にたくさんの裂け目を平行に付けてあるだけです。

後はスティックでその上をヘコヘコとなぞるだけで簡単で力もいらずシンプル。

この雑音を反復さすことでサンバチームに強力なインパクトを与えてくれます。

サンバチームの場合は金属製のヘコヘコで演奏されます。

【ヘコヘコの基本】

【クイーカ】

クイーカはサンバの楽器の中でも一番神秘的な楽器。

一見するとタイコのように見えますが楽器の中に突っ込んだ手で何か?をして音をだしています。ちょうど人の笑い声のような音が出るんですよ。

演奏は濡れたタオルで銅の中にある皮に刺すように固定してある細い棒をこすって皮を振動させることで音が鳴って、もう一方の手で皮を抑えて音を調節しています。

【クイーカのフレーズ】

【へピーキ・ジ・マゥン】

へピーキ・ジ・マゥンはへピーキ・ジ・アネウの片側の皮を取ったもので、片側だけを手で叩いて演奏します。

このへピーキ・ジ・マゥンはフンド・ジ・キンタウの創立者の1人、ウビラニー氏が制作しました。

最初は普通のへピーキ・ジ・アネウを演奏していたウビラニー氏が、音がこもってしまうという理由で片側の皮を取っ払い手で叩いても音が抜けるようにしたのがこのへピーキ・ジ・マゥンです。

このへピーキ・ジ・マゥンは独特な音がしてその音色はホーダ・ジ・サンバのスイングには欠かせない楽器となりました。

【へピーキ・ジ・マゥン基礎フレーズ】

【演奏:フンド・ジ・キンタウ】

【へピーキ】

へピーキはヘピニキとも呼びます。

へピーキはサンバの楽器の中では一番インパクトの有る楽器といえます。

へピーキには両面に皮が張ってありどちらかの手でスティックを使い、もう一方は手で叩きます。

へピーキは強力な”カンカン”という耳をつくような高音が特徴でへピーキのソロはよく曲
の導入部分で使用されます。

そして、時にはタンボリンと一緒に演奏したりソロの演奏も行われます

【へピーキの基本奏法】

【アゴーゴ】

アゴーゴは伝統的なヨルバ音楽に由来していてサンバの楽器の中では一番古いと言われている楽器です。

アゴーゴは薄めの大きさの違うカウベルを2つつないで作られています。

よく使うのは2つだが、3つ、4つと束ねてるアゴーゴもあります。

スティックは特に決まってなく長めのドラム用や短いタイコのバチのようなものも使います。

【アゴーゴの基本】

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